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ご家族向け
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発達障害の子どもとの関わり方、伝わる声かけ・ほめ方・困った場面の対応例【2026年版】

発達が気になる子との関わり方 伝わる声かけと対応例
ユイン
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「何度言っても伝わらない」「切り替えのたびに大泣きして、毎日ぐったり」「私の関わり方が悪いのかな」。発達に特性のあるお子さんとの毎日は、がんばっているのに、うまくいかないと感じる場面が続きやすいものです。

この記事では、介護福祉士・保育士・サービス管理責任者として障害児支援に携わってきた立場から、家庭で今日からできる関わり方をまとめました。伝わりやすい声かけ、ほめ方、困った行動への向き合い方、場面別の対応例、相談先まで、具体的な例をそえて説明します。

この記事でわかること
  • 関わり方の土台になる3つのこと(見通し・見える化・短く具体的に)
  • 伝わりやすい言いかえの例
  • 効果が出やすいほめ方のコツ
  • 困った行動を「前後」から見る考え方
  • 朝の支度・切り替え・かんしゃくなど、場面別の対応例
  • 家庭の環境づくりと、頼れる支援・相談先
  • ご家族からよく聞かれる悩みと、対応の例
先にお伝えしたいこと

この記事は一般的な関わり方のヒントです。お子さんの特性や年齢によって、合うやり方は違います。うまくいかない方法を無理に続ける必要はありません。家庭だけで抱えこまず、療育や相談先の専門職と一緒に、お子さんに合うやり方を探していきましょう。

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結論 関わり方で大切な5つのこと

先に要点を並べます。

伝え方短く・具体的に・1つずつ。「ちゃんとして」ではなく「いすに座ろう」
見える化言葉だけでなく、絵・写真・実物・タイマーで伝えると入りやすい子が多い
見通し「次に何があるか」「いつ終わるか」を前もって伝えると、切り替えがラクになる
ほめ方できた直後に、具体的に。叱る回数を減らすより、ほめる回数を増やすほうが効果が出やすい
困った行動行動そのものより、きっかけ(前)と、そのあと(後)を見る。前と後を変えると、行動は変わりやすい
「わがまま」でも「育て方のせい」でもありません

何度言っても伝わらないのは、お子さんがわざと困らせているからでも、ご家族の関わりが悪いからでもありません。多くの場合、伝え方とお子さんの受け取り方が合っていないだけです。伝え方を少し変えると、驚くほどスムーズになることがあります。

まず知っておきたい「見え方」と「本人の中で起きていること」

関わり方を考える前に、困った場面でお子さんの中で何が起きているかを想像してみることが大切です。周りからの見え方と、本人の中で起きていることは、違うことがよくあります。

周りからはこう見える本人の中で起きていること(例)こうするとラクになる
話を聞いていない長い話や、まとめて言われた指示を覚えておくのが苦手1つずつ、短く伝える
切り替えができない次に何があるかわからず不安。楽しいことを急に止められるのがつらい終わりの時間を前もって伝える、タイマーを使う
すぐにかんしゃくを起こす気持ちを言葉にできない。音や人の多さでいっぱいいっぱい静かな場所で落ち着くのを待つ。落ち着いてから話す
何度言っても同じことをする「何をすればいいか」が伝わっていない。「だめ」だけでは代わりの行動がわからない「〇〇しない」より「〇〇しよう」で伝える
落ち着きがない体を動かしていないと集中しにくい。見える物が多くて気が散る動いてよい時間をつくる、机の上を片づける

特性ごとのくわしい説明は、自閉スペクトラム症(ASD)とは、ADHDとは、学習障害(LD)とはの記事でまとめています。音や肌ざわりなどへの敏感さがある場合は、子どもの感覚過敏への対応もあわせてご覧ください。

関わり方の土台になる3つのこと

どの場面にも共通する土台は、次の3つです。文部科学省や国の支援の手引きでも、視覚的な支援や、簡潔で具体的な指示が有効な方法として紹介されています。

関わり方の土台になる3つのことの図。見通しを伝える、見える化する、短く具体的に

図:関わり方の土台になる3つのこと

土台1

見通しを伝える 「次に何があるか」「いつ終わるか」

予定がわからないことは、大人が思う以上に不安なものです。「公園のあとは、スーパーに寄って帰るよ」「あと2回すべったらおしまい」と、前もって伝えます。予定が変わるときも、わかった時点で早めに伝えましょう。

土台2

見える化する 絵・写真・実物・タイマー

言葉は聞いた瞬間に消えてしまいますが、目に見える物は残ります。朝の支度の順番を写真で貼る、「歯みがき」を歯ブラシの実物で見せる、残り時間をタイマーで見せる。言葉と一緒に見せると、伝わりやすくなる子が多くいます。

土台3

短く・具体的に・1つずつ

「早く準備して」は、何をどこまでやればいいかがわかりません。「くつしたをはこう」と1つだけ伝え、できたら次の1つを伝えます。名前を呼んで、こちらを見てから話しはじめると、さらに届きやすくなります。

伝わりやすい言いかえの例

同じことを伝えるのでも、言い方を変えるだけで伝わり方が変わります。ポイントは、あいまいな言葉を具体的に、「〇〇しない」を「〇〇しよう」にすることです。

伝わりやすい言いかえの例の図。ちゃんとして、いすに座ろう、走らないで、ここは歩こうね、早くして、タイマーが鳴ったら出発、あとでね、おやつのあとで公園

図:伝わりやすい言いかえの例

伝わりにくい言い方伝わりやすい言い方ポイント
「ちゃんとして」「いすに座って、足を床につけよう」何をすればいいかを具体的に
「走らないで」「ここは歩こうね」してほしい行動で伝える
「早くして」「タイマーが鳴ったら出発だよ」時間を目に見える形に
「あとでね」「おやつを食べたら、公園に行こう」「いつ」を具体的に
「片づけて」「青いブロックを、この箱に入れよう」何を、どこに、を伝える
「何回言ったらわかるの!」(いったん深呼吸して)「くつをはこう」責める言葉は、行動につながりにくい

ほめ方のコツ 「すぐ・具体的に・小さなことも」

特性のある子は、注意されることが多く、自信をなくしやすいと言われています。だからこそ、できたことを見つけて伝えることが、何よりの支えになります。

ほめ方の4つのコツの図。すぐに、具体的に、途中もほめる、小さなことも

図:ほめ方の4つのコツ

  • すぐにほめる:時間がたつと、何をほめられたのかがわかりにくくなる。できた直後に伝える
  • 具体的にほめる:「えらいね」より「くつを自分でそろえたね」。何がよかったかが伝わると、次もやりやすい
  • 途中もほめる:全部できなくても、「1人で始められたね」と、取りかかったことを認める
  • 小さなことも:「いつもできていること」も、できた日はほめてよい。当たり前を認めてもらえると安心する
言葉でほめられるのが苦手な子もいます

大きな声でほめられるのが苦手な子には、親指を立てる、ハイタッチ、シールを1枚貼るなど、その子が受け取りやすい形でかまいません。うれしそうにしているかどうかを手がかりに、合う形を探してみてください。

困った行動は「前」と「後」を見る

かんしゃく、たたく、物を投げるなどの困った行動には、たいていきっかけ(前)があり、行動のあと(後)に起きたことが、次も同じ行動をするかに影響しています。療育の現場でもよく使われる考え方です。

困った行動を前と後から見る図。前のきっかけ、行動、後のできごとと、前と後で変えられること

図:困った行動は「前」と「後」を見る

例変えられること
前(きっかけ)楽しいゲームを、急に「もうおしまい」と言われた終わりの時間を前もって伝える。タイマーを見せる。「次の楽しみ」を用意する
行動大きな声で泣き、ゲーム機を離さない代わりの伝え方を教える(「あと1回」と言う、カードを出す)
後(そのあと)根負けして、ゲームを延長した泣いたら延長、にならないようにする。「あと1回」と言えたら延長、のように、伝えられたときに応える

困った行動が続くときは、いつ・どこで・何のあとに起きたかをメモしておくと、きっかけが見えてきます。メモは、療育や相談の場でもそのまま役に立ちます。

たたく・怒鳴るは、逆効果になりやすい

体罰は法律で禁止されています。それだけでなく、たたかれたり怒鳴られたりすると、子どもは「何をすればよかったか」を学べず、こわさや不安が強くなって、困った行動が増えることもあります。手が出そうになったときの止め方や相談先は、育児に疲れた・限界と感じたらの記事でまとめています。

特性別 ASD・ADHD・LDで変わる関わり方のポイント

ここまでの関わり方はどの子にも役立つ「土台」です。そのうえで、特性によって効きやすい工夫が少しずつ違います。診断名で決めつけず、お子さんに当てはまりそうなところだけ拾ってください。特性が重なっている子も多いです。

ASD

自閉スペクトラム症の傾向がある子

  • 予定や手順は前もって・目で見て分かるように(絵カード、写真、スケジュール表)
  • 「ちゃんと」「あとで」ではなく、何を・いつまでにを具体的に言う
  • 予定が変わるときは、分かった時点で早めに伝える
  • 音・光・服の感触などの感覚のつらさを「わがまま」と受け取らない
ADHD

注意欠如・多動症の傾向がある子

  • 指示は1回に1つ。名前を呼んで、目が合ってから短く伝える
  • 気が散るもの(テレビ、おもちゃ)は視界から外す
  • できた直後にすぐほめる。時間がたつと伝わりにくい
  • じっとしているのが苦手なら、体を動かす役割(配る・運ぶ)をお願いする
LD

学習障害の傾向がある子

  • 読む・書く・計算のどこでつまずいているかを見る(読みとばし、字の形、数の量など)
  • 音読を代わりに読む、マス目の大きいノート、計算は具体物を使うなど、やり方を変える
  • 「努力が足りない」と叱らない。苦手の正体が分かれば、学校に配慮を相談できる

ASDについては自閉スペクトラム症(ASD)とは?特徴・年齢別のサインで、年齢ごとの様子と相談の流れをくわしくまとめています。

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場面別 よくある困りごとと対応の例

家庭でよくある場面ごとに、対応の例をまとめました。全部をやる必要はありません。お子さんに合いそうなものを1つ試してみてください。

場面1

朝の支度が進まない

  • 支度の順番を写真や絵で貼り出す(トイレ、着替え、ごはん、歯みがき、くつ)
  • 終わったものは裏返す・外すなど、進み具合が目に見えるようにする
  • 服は前の晩に、着る順番に重ねておく
場面2

遊びやテレビをやめられない

  • 始める前に「長い針が6になったらおしまい」と約束する
  • 終わりの5分前、1分前に声をかける。タイマーも使う
  • 終わったあとの「次の楽しみ」(おやつ、お風呂のおもちゃなど)を先に伝える
場面3

かんしゃく・パニックになった

  • まず安全を確保する(危ない物をどける、人の少ない場所に移る)
  • 落ち着くまでは、話しかけすぎない。説得や注意は落ち着いてから
  • 落ち着いたら「いやだったね」と気持ちを言葉にしてあげる
場面4

外出先で走り出す・離れてしまう

  • 出かける前に「お店では、カートを一緒に押そう」と役割を決めておく
  • 人が少ない時間帯を選ぶ、短い時間で切り上げる
  • 迷子に備えて、名前と連絡先がわかる物を身につけておく
場面5

きょうだいげんかが多い

  • おもちゃは「誰の物か」「順番」を目に見える形で決める(名前シール、タイマーで交代)
  • けんかになりやすい時間帯(夕方の空腹時など)は、別々の遊びを用意する
  • きょうだいの子にも、1対1で過ごす時間を少しでもつくる

家庭の環境づくり 「がんばらなくてもできる」しくみ

声かけを工夫するのと同じくらい、環境を整えることにも効果があります。環境が整うと、注意する回数そのものが減り、親子ともにラクになります。

家の環境づくりの図。場所を分ける、見える物を減らす、置き場所を決める、時間を見せる、予定を見せる、ひと休みの場所

図:がんばらなくてもできる、家の環境づくり

工夫例
場所を分ける「食べる場所」「遊ぶ場所」「勉強する場所」を分けると、何をする場所かがわかりやすい
見える物を減らす勉強や食事のときは、机の上やまわりのおもちゃを片づける。棚に布をかけるのも手
置き場所を決める物の置き場所に写真や絵を貼る。「どこに戻すか」がわかると片づけやすい
時間を見せるタイマーや、残り時間が色で見える時計を使う
予定を見せる1日の流れを絵カードやホワイトボードで貼る。予定が変わったら一緒に貼りかえる
落ち着ける場所をつくるテントや部屋のすみなど、刺激の少ない「ひと休みの場所」を用意する

早めに相談・療育につながると、何がいいか

国のガイドラインでも、児童発達支援(療育)は子どもへの支援と同じくらい家族への支援を大切にしています。早めに専門家とつながると、次のようなよさがあります。

  • お子さんの得意・苦手がわかり、家庭での関わり方の手がかりが増える
  • 困った行動を、専門職と一緒に考えられる。ひとりで悩む時間が減る
  • 園や学校に伝えるときに、具体的に説明しやすくなる
  • 苦手なことで傷つく経験が重なる前に、手を打ちやすい

相談のきっかけや流れは、子どもの発達障害を早期発見するには、療育の内容や費用は療育とは?、得意・苦手を知る検査は発達検査とは?の記事でまとめています。

ペアレント・トレーニングという方法もあります

ペアレント・トレーニングは、保護者がほめ方や、困った行動への対応のしかたを、少人数のグループなどで練習するプログラムです。国も発達障害のある子の家族への支援として推進していて、市区町村や発達障害者支援センター、療育の事業所などで開かれています。お住まいの市区町村の窓口で、近くで受けられるか聞いてみてください。

頼れる支援サービスと相談先

サービス・相談先できること
市区町村の保健センター・子育て窓口発達相談、親子教室、ほかの支援の紹介。迷ったらまずここ
児童発達支援小学校に入る前の子の療育。遊びや生活の中で、苦手を少しずつ練習する
放課後等デイサービス小学生から高校生の、放課後や長期休みの療育の場
相談支援事業所どのサービスをどう使うかの計画づくりと、事業所との調整
発達障害者支援センター発達障害についての相談、地域の支援機関の情報提供
日中一時支援・短期入所お子さんを一時的に預けて、家族が休むための支援

療育の場の違いや選び方は児童発達支援と放デイの違い、利用に必要な受給者証は受給者証の申請方法の記事でまとめています。

家庭でできることを増やす(学習・1対1の支援)

学習面で「集団はむずかしいが1対1なら」という段階なら、家庭教師も選択肢になります。5社の料金比較と、体験授業で見るべきポイントは「発達障害の子におすすめの家庭教師5社を比較【2026年版】料金・選び方・体験で見る5つのポイント」にまとめました。

事業所や学校で埋まらない部分は、家庭側の選択肢で補う

【PR】以下にはアフィリエイト広告が含まれます。

ここまで書いてきた関わり方は、家庭でも今日から実践できるものばかりです。そのうえで「学習の遅れ」「集団に入れない」といった課題は、関わり方だけでは埋めきれないことがあります。そういうときは、1対1で本人のペースに合わせられる手段を足すと状況が動くことがあります。
⚠️ いずれも障害福祉サービスではないため受給者証は使えず、全額自己負担です。まずは前の項目にある公的な支援(児童発達支援・放課後等デイサービス・相談支援)を使い切るのが先。そのうえで足りない部分を補う位置づけで検討してください。
どれも無料体験・資料請求から始められます。本人が嫌がるものは続きません。体験のときの本人の反応を、いちばんの判断材料にしてください。

ご家族からよく聞かれる悩み 対応の例

Yahoo!知恵袋やSNSでは、発達に特性のある子との関わりについて、こんな悩みがよく見られます。個々の投稿をそのまま載せるのではなく、よくある悩みをまとめて書き直しています。考え方と、対応の例をあわせて紹介します。

よくある悩み1

「ほめるところが見つからない。毎日叱ってばかり」

困った行動が多い時期は、ほめる場面が見えにくくなるものです。「当たり前にできていること」に目を向けると、ほめるところは意外と見つかります。

対応の例

  • 「起きてきた」「いすに座った」「ごはんを食べ始めた」など、当たり前のことを言葉にする
  • 1日3回だけ、ほめることを目標にする
  • 叱る場面は、環境や伝え方で減らせないかを先に考える
よくある悩み2

「家族で対応がバラバラ。私が決めたルールを、祖父母が守ってくれない」

大人によって対応が違うと、子どもは混乱しやすくなります。ただ、すべてをそろえるのは難しいので、大事なルールだけをそろえるところから始めましょう。

対応の例

  • 「これだけは」というルールを2〜3個にしぼって紙に書いて共有する
  • 理由は「しつけ」ではなく「この子にはこう伝えると伝わる」と説明する
  • 療育の先生の言葉を借りて伝えると、受け入れてもらいやすいこともある
よくある悩み3

「療育の先生の前ではできるのに、家ではできない」

よくあることです。家は安心できる場所なので、がんばっていた分の疲れが出やすいのです。家でできないのは、家が安心できている証拠でもあります。

対応の例

  • 療育で使っている絵カードやスケジュールを、家でも同じ形で使わせてもらう
  • 家では「できること」を少なめにして、休む時間も大事にする
  • 家での様子を動画で撮って、療育の先生に相談する
よくある悩み4

「関わり方を勉強するほど、できていない自分を責めてしまう」

この記事に書いたことも含めて、全部をいつもできる人はいません。うまくいかない日があるのは当たり前で、それでお子さんの将来が決まるわけではありません。

対応の例

よくある質問

Q. 診断がついていなくても、この関わり方をしていいですか?

はい。見通しを伝える、見える化する、短く具体的に伝える、といった関わり方は、診断の有無に関係なく、多くの子にとってわかりやすい方法です。診断がつかない場合の考え方は、発達グレーゾーンとはの記事でまとめています。

Q. 絵カードを使うと、言葉が出にくくなりませんか?

絵カードなど目で見る手がかりを使うことで、言葉が育ちにくくなるという心配はあまりいらないとされています。伝わる経験が増えることで、やりとりが育つことも多いです。カードを見せるときは、言葉もそえて伝えましょう。

Q. ごほうびを使うのは、物でつっているようで抵抗があります。

シールやポイントなどのごほうびは、新しいことを身につけるときの手助けとして使われる方法です。できるようになってきたら、少しずつ言葉でほめることに切りかえていけば大丈夫です。

Q. どこまでが特性で、どこからがしつけの問題なのかわかりません。

はっきり線を引くのは、専門家でも難しいことがあります。大切なのは区別することより、「どう伝えれば伝わるか」を考えることです。迷うときは、療育や相談先の専門職と一緒に考えてみてください。

まとめ

  • 伝わらないのは、わがままや育て方のせいではなく、伝え方と受け取り方が合っていないことが多い
  • 土台は見通し・見える化・短く具体的にの3つ
  • ほめるときはすぐに・具体的に・小さなことも
  • 困った行動はきっかけ(前)とそのあと(後)を見て、変えられるところから変える
  • 家庭だけで抱えこまず、療育・相談先・休むための支援を使う

関わり方に「正解」は1つではありません。お子さんの様子を見ながら、合うやり方を少しずつ見つけていけば十分です。うまくいかない日があっても、それはご家族のせいではありません。一人で抱えこまず、まわりの力を借りながら進んでいきましょう。

参考にした公的な情報
  • こども家庭庁「児童発達支援ガイドライン」
  • 文部科学省「発達障害を含む障害のある幼児児童生徒に対する教育支援体制整備ガイドライン」
  • 厚生労働省「発達障害者支援施策の概要」
  • 発達障害ナビポータル(国立障害者リハビリテーションセンター・国立特別支援教育総合研究所)

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室長:ユイン
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福祉の現場 × 4児の父親
福祉と子育てを、現場の目線で。
グループホーム・放課後等デイサービスでの支援・管理経験をもとに、福祉の制度や働き方、子育てに役立つ情報を発信しています。
支援歴10年以上
20代後半から、グループホームの施設長・放課後等デイサービスの管理者を経験。
4児の父親
現場で働きながら4人の子どもを育て、仕事と子育ての両立に向き合っています。
資格・研修
介護福祉士保育士サービス管理責任者
3級ファイナンシャル・プランニング技能士実務者研修教員講習会 修了強度行動障害支援者養成研修(基礎・実践)防火管理者(甲種)
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